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舞台「Versus」公式ブログです!2007年4月20日(金)~2007年4月27日(金) 青山円形劇場★2007年3月9日チケット前売開始!
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第二話  「摩擦の無い世界」

カシューtime。

ジミヘンがウッドストックで行ったLIVEに酷似しているという意見もあるが、
定かではない。

稽古が本格化するにつれて、
Mr.カシューの勢いはさらにすごいものとなった。
演出がダメ出しする時、
喫煙所で、
ご飯を食べる時、
所構わずボソボソと小さな声で何かを言っているのだ。

そしてある日気付いた。

この人は、ボケている。

さらに、スベってる。

僕たちの住む世界には、摩擦というものがある。
だから当たり前のように歩く事もできるし、
物を掴む事だってできるんだ。

でも、Mr.カシューの発言には摩擦がない。
だから、果てしなくスベり続ける。

それから僕は稽古場に行く度、きゅんきゅんしていた。
主演俳優が無防備にスベり続けている事ではない。
僕にダンスのセンスが無い事ではない。
演出部から制作、キャストまで誰もその会話を拾わない事にだ。

僕はある日、意を決した。
一緒に事故ったっていいじゃないか。
同志じゃないか。
乗った舟は一緒じゃないか。
東京が生んだ会話の当たり屋が重い腰を上げた。

今ね、Mr.カシューね、面白い(だろうと思う)事言ったんだよ!

その刹那だったんだ。

Mr.カシューが見た事もない満面の笑みで僕の事を見つめていたのは。


続く。


次回予告

最終話「大横綱」

衝撃のラスト!


作ヒデリーノ・サンダルビッチ



by ヒデ
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第一話

カシューtime。

MCハマーがHave a time!
と日本中で叫んでいた時期に生まれたと言われているが、
定かではない。

普段人間がtalkを行う時の重要な要素として、
会話軸というものがある。
TPOに応じた、音量、周波数などもここにあてはまる要素であると思う。

これが、時にアクシデントや狙いで歪みが生じ、
人間の感情は揺れるんだと思う。

これは完全に持論ですが、僕はこれを基礎と思い、
人を笑わせたい時などに用い、狙いにいきます。
おそらく意識的に、時に無意識に大半の人達はこれで生活しているはず。

しかし、この度この持論は見事に覆されました。

Mr.カシュー。

この人は、僕の奇跡の人リストに乗りました。

あれはまだ、代々木の方角で稽古していた頃。
みんなで歩く帰り道。
たまたま、隣にならんだ僕とMr.カシュー。
確かに、まだまだ初対面みたいなものだったし、
会話が弾まなかったかもしれない。
しかし、いきなりMr.カシューが
「むかーし、むかーしあるところにおじいさんと・・・」と、
おそらく桃太郎的な童話を話し始めたのです。
しかも、僕の距離ですらヒアリングしにくい音量で。
これはなんだ?(どうする?どうする?ボケてるのか?)
今思えば、カシューtimeが始まっていただけなのに。
その時の僕は、失礼にびびり、
全く関係のない世間話をふってしまい、
その場は何事も無く終わってしまいました。

続く。



次回予告

第二話  「摩擦の無い世界」

カシューtimeの真髄に迫る!Can't touch this!


作 ヒデリーノ・サンダルビッチ
稽古終わりに、稽古場で不審者を発見しました。

左が新吾という男、右が慶太という男。

右の男はズボンを履いてません。

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by ヒデ
昨日は稽古が始まって以来、
初めてヴァーサスメンバーの誰とも寄り道せずに家に帰った。
個人的寄り道はありましたけど。

なんかちょいと寂しかった。

本当に面白い人達が集まってる作品なんです。

特筆すべきは慶太伝説なんですが、
これはどこまで書いていいか本人確認をした後、
「レジェンド・OF慶太」もしくは「慶太の壁」という題名で連載を開始します。

他に、
「カシュー・ろっかー・BABYS」、
「もりモリ日和」、
「あつぴんといっしょ」、
「走れアンリ」、
「フジモリ・コード」(仮)など待機作あり。

GOが出次第、順次連載開始です。


ヒデリーノ・サンダルビッチより。


by ヒデ
今日は慶太と二人で稽古終わりに飲んでます。
完全に舞台の事は忘れて酔っ払ってます。
僕らは今日どこに帰るのか、そしてどこへ行くのか?

今から森君も合流です。

さぁ、明日稽古場に行けるかのドキドキTIMEの始まりです!

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by ヒデ
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Versus data
舞台ヴァーサスの詳細です!
HN:
【Versus公式ブログ】
性別:
非公開
自己紹介:
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「Versus~ヴァーサス~」
ストーリー
●○●○●○●○●○●○●
ベテランの探偵バーボン(水谷あつし)と新人ポンチ(賀集利樹)のぼけ・つっこみコンビの二人の探偵に、「自殺した娘・真奈(大貫杏里)の真の原因を突き止めてほしい」と親からの依頼が来た。
組んでいたダンスユニットから外されたことが真奈の自殺の原因であると二人は突き止め、自殺する前夜に踊ったメンバーの3人、リーダー気取りのヒロ(斉藤慶太)、ダンスの天才リョウタ(森 新吾)、元彼のユウスケ(笠原秀幸)を一人ずつ呼び出した。
ひとつの記憶に対する3人の印象はそれぞれ全く違っていた!
あまりの違いに3人を一堂に集め、その晩のことを再現してもらうことに。
それぞれの記憶を頼りにお互いの世界をつなぎ合わせ、
その記憶がひとつになった時、なんと真奈が目の前に現れる。
そこで明らかにされる真実とは。
個性溢れるキャストでお贈りするダンシングサスペンスストーリー。
●○●○●○●○●○●○●
「Versus~ヴァーサス~」公演日程
日時◆2007年4月20日~4月27日
4/20(金)19:00
4/21(土)13:00/18:00
4/22(日)13:00/18:00
4/23(月)19:00
4/24(火)19:00
4/25(水)13:00/19:00
4/26(木)19:00
4/27(金)19:00
場所◆青山円形劇場
料金◆5,500円(税込・全席指定)
チケット発売◆2007年3月9日(金)
作・演出◆藤森一朗(Air Studio)
キャスト◆賀集利樹
     斉藤慶太
     森新吾(D☆D)
     笠原秀幸
     大貫杏里
     水谷あつし
企画・製作◆
株式会社ケイダッシュステージ
お問い合わせ◆
東京音協 03-3201-8116
●○●○●○●○●○●○●
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